薔薇栽培のポイント!


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◇薔薇栽培のサイクル表

※新苗【一季咲き】の場合ですが、応用出来ます。
※時期は目安です。

[時期]       [作業]

5月        植え付け


2週間後      第1回目…肥料


7〜8月      肥料は厳禁!


8月下旬〜9月初旬 第2回目…肥料


10月中旬     第3回目…肥料
※肥料は吸収されるのに2週間〜1ヶ月かかります。


12月       鉢替え
※鉢替え--きれいな土に替える。根についた古い土もきれいに掃除する。【参照】>>


1月        最後の肥料 <ここで肥料ストップ!>
【注意】肥料は強いものなので3〜4月の芽の動き出す時期に肥料を与えると失敗しやすいです!


お花の時期を待ちます〜♪
※気温18℃〜25℃の期間は肥料をやるのは厳禁!ですが、病害虫対策に専念しましょう! 【参照】>>


開花! ヽ(*^。^*)ノ


花の時期が終わったら、追肥(お礼肥とも言います)をして
切り戻しをして盛夏を乗り越え、翌年のお花の時期を待ちます(‘ー‘)/~~



■四季咲きの薔薇について

上述した薔薇栽培のサイクルは一季咲きを基本に述べましたが
四季咲きの場合は、新苗でも植えつけると翌春を待たず花をつけるものがあります。
その場合は、大苗と同じように花が咲いた後、切り戻しをします。
※切戻しの方法は、時期にもよりますが、5月〜10月頃までは花殻摘み程度が良いと思います。

【参照】>>




◇病害虫対策

木の成長とともに、
気温18℃〜25℃の時期に病害虫対策を シッカリ!いたしましょう〜
無農薬の場合有効な散布液は、木酢、竹酢などが主流ですが
ミルクの薄め液や 園芸店などで手に入る市販の唐辛子エキスなど
バランスよく散布することが重要!

葉っぱの裏側を集中的に、出来るだけ毎日の散布が効果的です!
害虫を防ぐと同時に病気の予防にもなりますので、
もちろん、根元や新芽の部分にも…

この作業を根気よく続けることは
盛夏を無事乗り越え、秋を元気に迎えるエナジーになるそうです。



◇花殻摘み

花の後、実が実るのを待つのも楽しいですが、花殻摘みをして
蒸れを防いだ方が元気になります。

目安は、花の下の3枚の葉っぱ
の下の5枚葉っぱの上ですが、
痛んでいるところや、
虫食いなどがあるところは
一緒にバッサリ切ってやりましょう!

四季咲きなどは、次から次へと
新しい花が楽しめますよ!




◇秋に向けての剪定

四季咲きの薔薇は秋に向けての剪定をしてあげましょう!
気温27℃くらいが適温です。
冬の剪定との違いは、切り落とす枝の寸法に注意!
冬の剪定は思い切ってしますが、夏の剪定は控えめに!
今年の枝から伸びた枝を切り落とします。(全体的に1/3くらいの長さ)
葉っぱも出来るだけ残してあげて下さい。
たっぷり光合成をして養分を蓄えてやりましょう〜
剪定の後は、肥料をたっぷりあげて水遣りを充分にをお忘れなく!!



◇冬の薔薇の植付け・移植作業

多くのハーブもそうですが、薔薇は気温が25℃以上、 10℃以下になると、休眠状態になります。
また、冬の低 温期には殺菌の繁殖が少ないので、12月〜2月頃は 一般的に薔薇の植付け、移植を行いましょう!
鉢植えの場合は、根が下方向に育つので深鉢を使用し、 移植は根が傷んだり、鉢を割ってしまうのでほぼ毎年行う ことをお勧めします!
移植のときは、次回の移植時のために浅植えにすることに注意しましょう!

実践レポート(NO.1〜5)  >>NO.1



◇薔薇の剪定

春間近! まさに この時期 薔薇は剪定を行います。
しかし この剪定 上級者の間では 微妙な気温のよみが必要とされてるみたいです。
それは 寒波到来の前にも 新しい芽や葉がすくすく育ち 結局、凍って枯れてしまうので 風通しを良し、病害虫を防止する為にも >養分を保つ為にも せっかくの可愛い芽も 剪定しなくてはなりません。
その時期が早春から春本番までの瞬間なので タイミングが難しいのです。
でも 寒かったので 思い切ってやってみました!
古い枝が多かったので バッサリすると まるで新しい大苗になっちゃった〜…

【薔薇苗業者(当店の仕入先『阪上勘右衛門商会ニューローズ 』由美子さん談)】
「冬の剪定は、バッサリやって下さい!大丈夫、大丈夫5月にはお花が咲きますよ!思い切って剪定しないとダメなんです。みなさん怖がるけど…」




◇肥料・活性剤について


■肥料は強いものなので弱った木に与えることは厳禁です!


■活力剤は名前の通り弱った草木に活力を与えるもので、肥料に比べると効果は穏やかです。
ですので、病気ではないが、鉢焼けなどで夏バテした草木に与えたりするものなので特別必要なものではありません!
※夏バテ症状とは…葉っぱが、主に葉っぱの淵が黄色や茶色になることが多い。
※ただ、コガネ虫など大きな虫の害があった木は弱ってしまってるので効果の強すぎる肥料が与えられません!
そんな時、肥料の変わりに活力剤を使用するのは効果的な方法です。




スタンダード仕立て・-*-・ 番外編 ・-*-・

◇薔薇のスタンダード仕立て

薔薇は接木によってのみ純血種を増殖出来るのです。種からの栽培だと 交配しやすく3〜4年もの時間が必要となってきます。その性質を利用して形状をデザインすることが可能になります。

玄関先のアーチやウエルカムボードなどあなたのアイデアを暮らしに取り入れてみれば〜




※スタンダード仕立ての成長日記はこちら→






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